コインパーキング事業を磨こう!

小さな会社であれば、経営方針を打ち出すのは社長1人のはずです。
その社長が常に「将来のわが社の姿」を考えているかと言えば、そうでもないのではないでしょうか。
トップセールスに忙しかったり、社内管理の組織づくりをしたり、あるいは資金繰りに走り回ったりしているかもしれません。

私も「次の一手」のことをずっと考えている人間ですが、1人で考えていると、思考が同じところをグルグルと回ったり、発想が小さな殻から脱却できなかったりします。
私は“しかるべき”経営のプロに、ちゃんとしたフィーをお支払いして、相談に乗ってもらうようにしています。

的確なアドバイスは当然期待していますが、むしろプロを相手に話している間に、自分の考えがまとまってきたり、今まで潜在意識の中に潜んでいたアイデアが出てきたりすることが多いのです。
答は最初から自分の中にあるのかもしれません。

先日も経営コンサルタントの方に相談に乗っていただく機会がありました。
経営コンサルタントの先生は、たいてい私よりも年下のことが多く、いかに素直にアドバイスを聴けるかという姿勢も問われます。
幸か不幸か、私は自分の能力の限界をよく知っているので、謙虚に意見を聴くことができます。

その時に出た結論が「もっとコインパーキングを磨こう!」でありました。
今のコインパーキング事業を徹底的に「より良い」ものにしていこうというわけです。
キレイさをキープすることも大切だし、新しい機械を導入していくことも必要です。
新しいコインパーキングのオープンだって考えられます。

今よりコインパーキングの数が増えたら、運営態勢をちょっと変えなければなりません(人を増やしたり、アウトソーシング先を探したり…)。
数的には、今がベストでもあります。

各コインパーキングはそれなりに頑張ってくれています。
私自身の愛着もあります。
従って当面、数を減らすこともなく、今のまま運営していこうと思います。
また重点エリアはハッキリと決めたので、それ以外の地域で増やすことはありません。

元々コインパーキングに適した土地が売りに出されることは、実に稀なのです(年に1件あるかどうか)。
が、もし重点エリアでいい土地が見つかったときは、新しいコインパーキングをオープンさせようと思います。
その時に、重点エリア以外の既存のコインパーキングをどうするかは、またその時に考えればいいと思っています。