今月の読破リスト170冊

本を読めば「情報」、「知識」、「智恵」などが得られますが、それにとどまらず「胆力」が形作られていくように思うのです。
いわば「人間ができる」のです。

将棋などでも幼い頃から高度な練習を重ねている人は、いろんなパターンが体得できています。
対局においても、同じようなパターンが出てきたときに、過去の記憶から最善手がパッと導き出される確率が高くなります。
同様に本をよく読んでいれば、歴史の出来事や、人の体験談が記憶に入っているので、ピンチに陥っても「自分だけがどうして?」などと嘆かなくてすみ、クールな頭で次への一手が打ちやすくなります。

もうこのブログに何度も書いたのですが、本を年1,000冊読んだ時に、明らかに見える景色が違ってきたのを感じました。
年1,000冊でこうなのだから、年2,000冊だとどうなるのだろうという興味から本の数を増やしていったのですが、期待通りに全く別次元のステージに立てた自分を見出しました。

「経営者が本ばかり読んでいてはいけない」という、根拠のない制限を自分で勝手にこしらえていたのですが、ある時、その制限をなくしてみました。
当然ながら、がぜん読書数が増えだしたのです。
もう少し言い添えると、ビジネスの実務家は忙しすぎて本を読む暇がないかもしれないけれど、投資家はいくら本を読んでもいいということが分かったのです。

年2,000冊読もうと思ったら、月167冊読む必要があります。
ずっと月167冊を読み続けていたのですが、年3,000冊という目標ができたので、少しずつ増やすことにしました。
今は「謙虚に」3冊だけ増やし、月170冊にしています。

今は日に6冊ずつ本を読むようにしているのですが、年3,000冊だと日に10冊読む必要があります。
東京オリンピックの開会式の時までには年3,000冊のペースが確立されている予定です。
そのためには、人生の本筋のみに集中するという、生活革命をしておかなければなりません。

私の場合は、神道に添ったシンプルライフです。
神さまの波長に合わせていけば、自己顕示欲や余計な物欲や色欲に囚(とら)われずにすみます。
日常生活の中で、ともすればケガレがつくことがありますが、毎月の伊勢神宮参拝でそういったものを禊(みそ)ぎ払いしていただいています。