自分が何になりたいかをハッキリさせ、それにふさわしい服装をすると、その服装が勝手になりたい自分に導いてくれるという「しぎはら・ひろこ」さんの本を読み、目からウロコでした。
「自分はいったい何になりたいのだろう?」と考えたところ「富裕層の個人投資家」という答が出ました。
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以来、服装には気をつけています。
服装に気をつけるだけで、一流レストランや一流ホテルで丁寧な扱いをされるわけですから、投資効率は実にいいのです。
経営者はネクタイを着用した方がいい場合もありますが、投資家はあまりその必要がありません。
私もここ数年、ネクタイをするのは年に数回といった感じになりました。
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ちなみに私のネクタイはほとんど海外の空港のブランドショップで買ったもので、色はすべてラッキーカラーの黄色なのです。
ただし伊勢神宮に参拝に行く時は、礼装用の白黒ネクタイで、黄色ではありません。
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経営者は忙しいので本を読む暇があまりないかもしれません。
が、投資家は本を読まないと商売にならず、従っていくら本を読んでもいいのです。
サムライは普段は質素倹約の生活をしていても、いくらお金をかけてもいいものがあります。
それは刀。
なぜなら刀は武士の命だからです。
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投資家は知性を磨かなければいけません。
知的生活者にとっては本は命。
どれほど本にお金を費やしてもいいのです。
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投資家にとって読書は最重要なことの一つです。
単に知識や情報だけでなく、本を読んでいると自然に投資哲学も身についてきます。
従ってどれほど広く深く読書をしていけるかが成功のポイントとなります。
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中小企業の経営者は、心理的にも物理的にも時間的にも会社から離れるわけにはいきませんが、投資家は自由自在。
実際、私の場合、自分を投資家だと規定してから、会社での滞在時間が減りました。
当社のスタッフは優秀だし小さな会社なので、社員の管理に時間を割かれるということもなく極めて楽です。
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投資家というからには、もう少し投資対象の研究をしなければいけないと痛感しています。
私の投資対象は不動産と株。
不動産は随分と時間をかけて投資してきたので、今は花開き、安定収入をもたらしてくれています。
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が、株はまだまだ勝ちパターンがマスターできておらず、この研究を本気でやる必要があるかもしれません。
会社でも自宅でも何かと雑用があるのですが、早くこれらをスッキリさせ「本筋」に時間を使っていきたいと考えています。