服装のこと

服をたくさん持っていても、結局は好きな服しか着ない
ということに気がつき、同じ服を何着も揃(そろ)えて、
毎日それらをローテーションさせながら着ているという人
がいます。

だからいつ会ってもその人は同じ服を着ているのですが、
最近はそれが一種のトレードマークのようになって、
認知度が高くなったのだそうです。

ある新進気鋭のデザイナーも、毎回同じジャケットとシャツ
とパンツ(ズボン)しか着ていないように見えて、実は全く
同じものを1ダースほど持っているとのこと。

2人とも男性ですが、2人に共通するのは、毎朝着るものに
悩まなくていいようにしているということです。

そういえば立派な会社を築き上げた知人の経営者も、いつも
仕立ての良い濃紺のスーツを着ているのですが、やっぱり
同じスーツを10着ぐらい持っているようです。

ついでに言うと、その人はクルマはジャガーしか乗らず、
2年ごとに乗り換えるので、日本で一番ジャガーを買った
人になるそうです。

私も着る服をパターン化することにし、ヒッキーフリーマンの
ジャケットを5着ほどと、エトロのシャツを10枚ほど購入し、
外へ出る時はそれを順繰りに着ています。

なりたい自分を「成功した個人投資家」と決めたので、それに
ふさわしい服装を心掛けています。
(そうすれば、その服装が「なりたい自分」に引っ張り上げて
くれるからです)。

個人投資家」であって、「ビジネスマン」や「経営者」では
ないので、ネクタイはしていません。
ネクタイをするのは月に一度の伊勢参拝の時くらいです。
この時は黒の礼服を着て、かなりビシッとしています。