小さな会社

小さな会社だと、いろいろとメリットもあるのです。
まずは固定費が低いので、経営が楽だということ。
人間関係の煩(わずら)わしさも少なくなります。

毎月必要な経費が少ないと、自由自在に手が打てます。
当社は会議に要する時間はゼロです。
コインパーキングがメインなので、広告費もゼロです。
(業界ナンバーワンの「パーク24」ですら、テレビ
コマーシャルはやっていません)

交際費もゼロ。
いいのか悪いのかは分かりませんが、研修費や社員教育費も
ゼロです。

不動産仲介業をメインにやっていた頃は、広告費にも研修費
にも随分とお金をかけていました.
その頃と比べると、雲泥の差なのであります。

ただし「次の一手」のためのアンテナは高く掲げておかなければ
ならないので、出張調査費や新聞図書費にはソコソコお金をかけて
います。

経営コンサルタントや税理士のような「士業」では、1人で事務所を
立ち上げている人が少なくありません。

今度そんな人と東京でお会いする予定にしているのですが(フィーを
払ってコンサルを受けます)、1人で働いた場合の仕事へのモチベー
ションの保ち方について聞いて来ようと思っています。

いま私が仕事を辞めたら、2週間で廃人になる自信がありますが、
1人で仕事を続けていく自信もありません。
「自分の小さな会社」で生涯働くというのが理想だし、これだけは
貫こうと思っています。

じわりじわりと自然に売上げが増えていくのはいいのですが
「売上倍増!」などと唱えるのは、古い考え方です。
フォーカスを当てるのは「利益」でもなく、まさに「キャッシュ」
なのです。
そのためにも税務について、一度本気で勉強してみようと思って
います。