もっと本気で知的生産 その1

書くのはタダであることをいいことに、このブログで大法螺(ほら)をいっぱい吹き倒してきました。
ところが不思議なことに、書いたら法螺が実現してしまうことが何回かあったのです。
書くという行為で意識が集中し、知らず知らずのうちにそちらの方向へ、潜在意識が努力していたのかもしれません。

潜在能力というのは、表面に出ている能力の少なくとも10倍はあるのではないでしょうか(「また大げさなことを言って」と思われてもいけないので控えめに書いているのですが、本当は100倍から1万倍ぐらいあるのではないかと思います)。
自我力でカリカリと努力するよりも、潜在意識に任して“ゆったり”と物事を進めていく方が、ずっと大きな歩みをなすことが出来るように思うのです。

と、前置きをシッカリ書いておいて法螺(ほら)を続けたいと思います。
社会人のための画期的語学研修システムに「デグチ・メソッド」というのがあります。
まだほとんど形がなく、誰も知らない(というか、本人にも分かっていない)語学学習法なのです。
この学習法はスゴイ可能性を持っているのですが、現時点ではまだまだ。
人で例えるとすれば「未完の大器」といった感じです。
ただし未完のまま埋もれてしまうことも考えられます。

私は95歳までバリバリの現役で働く予定ですが、このまま同じ事業や商品で食べていけるとは、決して思っていません。
ただし「自分の会社」をたたんでしまうのは、廃人への近道だし、早い話がスタッフがいないと年賀状一つ出せないのです。
先日、ある経営コンサルタントの人とお話した時「年行っても自分の会社があるということが、どれほどありがたいことか」ということを教えていただきました。
「定年がない」というのが、サラリーマンと決定的に違う点です。

年を重ねるにつれ、だんだんと不動産オーナー業や投資業の方向へ向かっていかなければならないと思っています。
自ら仲介業や管理業をこなしていくのは体力がついていかないだろうし、人の管理も煩(わずら)わしくなっていくに違いありません。
自分が働くのではなく、不動産やおカネに働いてもらうことを考えるべきだと思っています。

「累積経営」は良い方針だったと思います。
また「小さな会社作戦」も正解でした。
安定収入の源(みなもと)を確保し、低い固定費にする戦略。
当たり前と言えば当たり前の”やり方”なのですが、ついつい「思い込み」や「見栄」や「過去の習慣」によって実行が阻害されてしまうのです。