山のような荷物の旅

出張や旅行に出かけるとき、いつも山のような荷物になります。
着替えや洗面道具のほかに、パソコン類や本を持っていくからです。
日本国内の場合は、読んだ本や洗濯物を宅急便でその都度送り返すこともできるのですが、海外だとそういうわけにもいかず、現地で買い物でもすれば、帰りはもっと山のような荷物になります。

伊勢神宮にクルマで行くのは、そんな理由もあるからです。
ただしクルマで行くのは、片道3時間くらいまでで、それ以上の距離になると私の体力の限界を超えます。
早く自動運転のクルマが世の中に出てこないかと、心待ちにしています。

荷物が多すぎると機動的な旅行は難しいのです。
海外でのバックパッカー的旅など「夢のまた夢」で、ズシンと重い荷物をいったんホテルに置いて、そこを拠点に動くという形態にならざるを得ません。

海外では極力いいホテルに泊まるように心がけています。
セキュリティや設備面や立地や上質のレストランなど、一流ホテルでしか得られないものがあるからです。
仮に雨で外での行動が出来なくなった時でも、一流ホテルだと十分にホテルライフが楽しめるからです。
世界の富裕層を観察するだけでも勉強になります。

一流ホテルがある都市は、やはり限られるのです。
従ってますます行く場所が絞られるのですが、今後は足場のいいホテルを確保して、そこから列車や飛行機で他の街に足を伸ばす企画をしようと思っています。

先日フランクフルト空港を「探検」したとき、いろいろなことを発見しました。
まずは良いホテルの発見。
空港からそのままスーツケースを引っ張って行くことができるところにシェラトンホテルがありました。
なかなかいいのです。

フランクフルト空港は大きな国際空港で、例えばそこからロンドンやベルリンやインスブルッグなどへは1時間ほどで行け、しかも1日に十数本の飛行機が出ているのです。
十分日帰り旅行が可能です。

例えばポルトガルリスボンなどだと、フランクフルトのホテルに荷物を置いて、そこから1泊旅行に向かってもいいかもしれません。
そうなると「荷物の束縛」から逃れられ、かなり自由にヨーロッパを旅してまわれるのではないかと思うのです。