「読む」英語に特化する

自分の英語は「読む」に特化したいと思います。
もちろん旅行会話ぐらいは当然マスターすべきだと思っていますが、それ以上の「ビジネス英語」になると、相当ハードルは高いのではないかと思います。

受験英語だと6,000語ぐらいが必要になってきますが、英字新聞を読むためには最低1万語が不可欠とのこと。
「TIME」などのインテリ向けの雑誌だと3万語が必要なようです。
ネイティブの教養人になると5万語ぐらいの単語数を知っていると読んだことがあります。

つまり英語の実力は語彙力に比例しているのではないかと思われるのです。
ならば本気でボキャブラリーを増強すべきではないでしょうか。
単語さえ知っていれば、けっこう文章の意味が分かります。
逆に単語が分からなければ、いくら文法が分かっていても文章が読み切れないのです。
実際のところ、一つの行に2つも3つも知らない単語が出て来ると、文章を読み進んでいく気にもなりません。

私は柔道をやっていたのですが、単語の数、即ち語彙力は「筋力」に相当するのではないかと思います。
それに対して文法は「技」。
柔道でも途轍(とてつ)もない筋力の持ち主は、最初のうちは技が未熟でも、あっという間に強くなります。

喋(しゃべ)る方はこれからいくら頑張ってもネイティブを超えることはないと思うのですが、読むほうは平均的なネイティブレベルであれば、抜き去るのは実に簡単。
月に10冊も本を読めば、そこそこのインテリレベルになってしまうのではないでしょうか。
このブログで大法螺を吹いていたら、いつの間にか実現していたという経験を何度もしているので、今回もそれを活用します。
で、近い将来、英語の本を月に30冊読むことにしました。