「今までは助走期間、これからが本番」その2

会社で専門分野の本を2冊ぐらいは読みたいですね。
自宅では分野を問わず4冊ぐらい。
計6冊ほどの本を毎日読み進めていきたいと思うのです。
世界一の投資家であるウォーレン・バフェットが1日6時間本を読んでいることを知り、意を強くしています。
幸い、本を購入する経済力も、本を置いておくスペースも、今のところは大丈夫なので、恵まれた状況に感謝し、思いっきり読書に邁進したいと思っています。

本を月に100冊読むようになってから実感しているのですが、本をたくさん読むと“やはり”何かが違ってくるのです。
どんな本でも1つぐらいは吸収すべき内容があるのですが、これが良書ともなると単に知識というよりも、魂の高まりを感じ、その後の人生や経営の指針となることが少なくありません。

知的生活のもう一つのコアである語学も、倦まず弛まず(うまずたゆまず)続けています。
そうすると、やはり日々進化していくのを感じるのです。
この成長感が何とも言えずうれしくて、これがモチベーションに大きく寄与しています。

私の英語は50歳代の中ごろからグンと伸びました。
ドイツ語は今伸び盛り中です。
中年以降になって伸びていく自分の体験と手法を「デグチ・メソッド」としてぜひシステム化したいと願っています。

最近つくづく必要性を感じるのが「語彙力(ごいりょく)増強」です。
英語の本を自由自在に読むためにも、3万語ぐらいの単語数を頭に入れるべきだと思うのです。
私は柔道をやっていたので柔道に例えると、語彙力は筋力に相当します(技は文法)。
柔道の練習とは別に筋力トレーニングをやるのと同じように、語彙力自体を鍛えるべきなのです。

語彙力さえあれば「話す」と「読む」は何とかなるように思うのです。
社会人は時間がないので、単語帳をいちいち作っている暇がありません。
従って市販の単語本を買って、楽しみながらどんどん読み進めていくべきだと思っています。

覚えた単語はすぐに忘れていきます。
しかしそれが自然であって、決してそこで落ち込んではいけないのです。
語学は学習の過程を楽しむところに、その真骨頂があるのですから。