デグチ・メソッド

社会人のための語学習得システムのことを「デグチ・メソッド」と名づけました。
まだ2合目ぐらいで、完成しているわけでは全然ないのですが、名前を付けた時点でイメージが具現化してきました。
「はじめに言葉ありき」は聖書の冒頭に出てくる言葉ですが、まさに真理であります。

デグチ・メソッドの最初の実験台は、当然私自身であります。
まずは自分で試みて、いいと思った方法をどんどん採用していきたいと考えています。
社会人になってまで語学を学ぼうという人たち向けなので、いくつかの前提があります。
まずはモチベーションが高いこと。
私も社会人のドイツ語クラスで習っていたことがありますが、普通の学生のクラスの10倍ぐらい「やる気」に満ちていました。
この私が「落ちこぼれ」だったぐらいです。

社会人学習者は「やる気」があって、経済的な余裕もあって、しかし時間がないという前提なのです。
自分で勉強してみて、語学学習の敵は「飽き」だと看破しました。
従って語学のCDでも、飽きそうになったらドンドン変えていくべきなのです。
私自身いろいろな方法で語学を勉強してきたのですが、一番肝心なのは、どんな形でもいいから勉強を続けることだと思います。

少し話は変わるのですが、私は中学、高校、大学と柔道部に所属していました。
社会人になってからピタリと柔道をやめてしまったのですが、社会人の時点で一度やめてしまうと、もう復活は難しいのです。
何らかの形で続けていたらよかったのにと思わないでもありません。
ただし柔道はいつまでもできるスポーツではなく、そういう意味では剣道やゴルフやテニスなどの息の長いスポーツを、若いときに選択しておけばよかったかもしれません。

ウェブレッスンでの今のドイツ語コースが終了したら、ひょっとしたらフランス語を始めるかもしれません。
せっかくの「デグチ・メソッド」なので、英語やドイツ語だけでは勿体(もったい)ない気がします。
またデグチ・メソッドに速読も付け加えようと思っています。
本をたくさん読んでいくと勝手に速読になっていくので、ノウハウとしての体系化は難しいかもしれませんが、自分が本を読むうえで、いいと思ったことを書きためていこうと思っています。