人生の後半戦は、自分が本当にやりたいことをしようと思い、「デグチ・メソッド」というコンセプトを打ち立てました。
デグチ・メソッドは「多読」、「語学」、「投資」、「健康」の4つのパートから成り立っています。
それぞれに自分自身が極めて興味を持っていることでもあり、これらの追及に残りの人生のすべてをかけてもいいと思っています。
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「今日の事業」は当社の優秀なスタッフに任せてしまい、私自身は早く「明日の事業」(すなわち「デグチ・メソッド」)への探求に向かわなければならないと思っています。
本気でやっていかなければ、いつものルーティンワークに“ついつい”時間を使い、いつまでたっても新しい世界が開けないということになります。
このままでは「ああ、忙しかった」で人生が終わってしまいそうです。
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「多読」のほうは年2,000冊に挑戦してみようと思いたった時点から、かなり好調に進んでいます。
「経営者が本ばかり読んでいてはいけない」という根拠のない心の縛りを解いたのが大きかったようです。
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「マンガは読んではいけない」という変な制約も外しました。
マンガにも名作があることに気づきました。
これらをスルーしてしまっては、せっかく今世(こんぜ)に生まれてきたチャンスを逃してしまいます。
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「語学」もウェブレッスンをコアにして、段々と目途が立ってきました。
来年63歳にして全く新しい言語(フランス語)に挑戦する予定です。
60代からでも語学は習得できるのだということを、自分自身で証明してみたいと思っています。
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私にはドイツ語でメールをくれる友人(日本人)が2人もいます。
これらの人たちは50代の時にドイツ語をゼロから勉強し出したのに、先行していた私をあっという間に追い越してしまいました。
1人はたぶん独学で、もう1人は「ゲーテ・インスティチュート」(ドイツ政府が後押しする組織)で長年学んでいます。
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「投資」は不動産と株のみに絞ろうと思っています。
それ以外は手を広げずに、この2つを徹底的に研究してみようと思うのです。
株の場合は個々の企業の研究もあるわけですが、もっと大きな経済の流れの研究もあるわけです。
ミクロとマクロの両方の勉強が必要なのです。
経済というのは、それ自体が意思を持っていることに最近気がつき、この研究が実に面白いのです。
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「健康」のほうは、本からの知識の吸収や、カラダに良い食事の実践や、水泳や筋トレなどを本格的に行う予定です。
先日、病院でいくつかの検査をしたのですが「100点満点」の結果をいただきました。
あとは見違えるようなカラダづくりが課題なのです。