デグチ・メソッド 語学編

そもそもデグチ・メソッドは、社会人のための語学習得システムの開発を目指していました。
仕事ができる人でも、学歴が高い人でも、頭がいい人でも、大抵の場合は「英語が出来ない」というコンプレックスがあります。
逆に英語を学ぶのが強迫観念のようになってしまい、英語学習をすべてに優先させる人もいます。

英語学習を思い立っては何回も挫折する人も、まわりには多数います。
やっぱりモチベーションのところが希薄なのかもしれないし、楽しく学ぶという観点に欠けているのかもしれません。
私は30代、40代の社会人の時「NHKラジオ英会話」を20年間聞き続けました。
しかし学習の楽しさという意味では今の方が圧倒的に楽しいのです。

デグチ・メソッドは語学の楽しさのところにかなり重きを置いています。
「継続は力」だと固く信じているので、その継続を邪魔するものを排除したいわけです。
それは「飽き」。
仕事でも「飽き」が蝕(むしば)むことがありますが、語学となるともっと深刻。

聴いているCDに飽きたと思ったなら、さっと変えてしまうに限ります。
同様に、出来が悪い英語の先生からは躊躇(ちゅうちょ)なく離れるべきなのです。
ひと言でいうと、社会人の語学学習はお金をケチっていては成り立たないのです。
語学の達人の本にも「語学にお金をケチるな」と書いてあり、これを読んで私は意を強くしたものです。

私が今までやってきた学習手段の中ではウェブレッスンがベストだと思います。
移動なしに、ヘッドフォンをつけるだけで、講師と1対1で話が出来るシステムはITの進化のたまものです。
ただしそれなりの対価がかかります。
その費用を出すために本業を必死で頑張るというのも、社会人ならではの醍醐味なのです。

私は英語やドイツ語を勉強し、それらの本を読みたいと思っています。
英字新聞などは多少読めるようになってきましたが、英語の生の新刊書もバンバン読んでいきたいものです。
英語のネイティブでも本をたくさん読んでいる人というのはそんなに多くなく、ちょっと頑張ればネイティブの上位3分の1くらいに入るのはわけないと思っています。
英語の本を何とか年間60冊ぐらいは読みたいと思っています。