モノ捨ての鬼となる

細かな話なのですが、会社のガムテープがなくなりそうだったのでインターネットで注文しました。
あとで気がついたのですが、ガムテープを3カ所別々の場所に収納しいて、残りはまだたくさんあったのです。
これでは在庫をキチンと把握できるわけがありません。
当社のオフィスはそんなに大きくないのにこの有様です。
これなど整理整頓以前の問題です。

3年前にオフィスをビルの1階から2階へと引っ越しました。
その時に不要なものをかなり捨てスッキリしたはずなのに、このようないい加減な整理整頓をいまだにやっていたのです。
これではいけないと、ちょっと本気になって備品や消耗品や書類の整理をしてみました。

在庫整理してみると、例えば大きなホッチキスの新品の針が20年分ぐらいありました。
一体いつ誰がこんな無茶な購入をしたのかよく分かりません。
古い契約書類や会計書類を処分しました。
シュレッダーにかける時間と手間がもったいないので、段ボール6箱分の書類をクロネコヤマトの「機密書類処分サービス」に依頼しました。
そのほかにゴミ袋10個分を処分。

前回の引越しの時に、オフィスの広さが4分の1になったのを踏まえ、捨てに捨てたのですが、まだまだ甘かったのです。
当社は製造業ではないので、原材料の在庫はありません。
会社に置いている在庫は、すべて消耗品や備品です。
在庫はお金を寝かしているようなもの。
おまけにスペースまでムダになり、ダブルでコストが発生するのです。

働く場をシンプルにしようと思います。
シンプルにするとモチベーションが上がるのです。
「儲けること」や「次の一手」に意識を集中することが出来ます。
シンプルにすると時間が短縮できます。
時間のカットは、コストのカットにつながります。

会社は放っておけば、どんどんモノが増えていきます。
使いもしないのに乱雑にモノが置かれているところからは、イヤな波動が出て来ます。
それが災難などを呼び込むのです。
社員が個々に使っているキャビネットなどは、今までちょっと遠慮していたのですが、これからは私自身がビシビシと見直していこうと決めました。