少数精鋭

今の私の課題は時間を確保すること。
「やりたいこと」や「やるべき方向」はハッキリしているわけで、あとはそれらをどう実践していくかだけです。
60歳の還暦になり、もう自由自在に自分の好きな仕事をしていこうと考えたのですが、いまだにルーティンワークに時間を費やしてしまい、狙い通りの仕事や勉強ができていません。

時間短縮はコスト削減とも密接に結びついており、会社でも一つの仕事をするのに時間を短くできれば、それだけコストダウンに繋(つな)がることが多いように思います。
同じように自分自身の生活も改善して、「人生の本筋」でないものは出来る限り時間短縮していきたいと思っています。

鍵山秀三郎先生と38歳の時に出会い、それ以来掃除には相当時間をかけてきました。
今はビートと一緒の部屋で寝ているので、その分掃除する時間も増えています。
会社の掃除時間は同じなので、以前より増して掃除に時間が取られている状況です。

読書は自分にとって「人生の本筋」なので、いくら時間を使っても後悔しないのですが、掃除は早く終えて早く仕事に取りかかりたいと思うことが度々(たびたび)あります。
かつては朝5時に出社して仕事に取りかかっていたこともあるのに、出社時間だけで言うなら、今はだいぶ退歩していると言わざるを得ません。

「時間をお金で買う」という考え方もあり、アウトソーシングできるものは会社でも家庭でも極力していきたいと思っています。
アウトソーシングのもう一つのメリットは、アウトソーシング先自体がその業務に特化しているので、自社や自分でするよりもレベルの高い仕事ができるということです。

累積納税額日本一の斎藤一人さんの会社は社員数がわずか5人なのだそうです。
どうやり方をなさっているのかはよく分かりませんが、私自身が目指す方向も少数精鋭。
業務の「やり方」や、あるいは事業自体の撤退について迷うことが多いのですが、「少数精鋭」という方向については全くブレていません。