知的生活を本気で始めるために

日に4冊の本を読むことを自分に課しているのですが、このところこれがなかなか難しいのです。
2冊目ぐらいで猛烈な睡魔に襲われ、あえなくギブアップということも少なくなく、今のままでは思ったような知的生活が出来ないという気がしております。
来年の2月で還暦を迎え、会社で言えば定年なのだから、この際思い切って生活革命をしてもいいのではないかと思っています。

生活革命とは何かと言えば、ルーティンワークを極力減らし「人生の本筋」にのみ時間をかけていくというものです。
渡部昇一先生の「知的生活」の本を学生時代に読み、憧れながらも卒業後は普通に会社員として就職しました。
その後は自分の会社を持ったこともあり、それこそ自分のすべてを仕事に打ち込んできました(中小企業の経営者は全員そうだと思います)。

今ハッと気がつくと、本当に自分がやりたいことは知的生活(勉強)だったのです。
そういった意味では大きな回り道をしてきたとも言えます(もちろん決してムダではなかったわけですが)。
常識で言えば、60歳からチョロっと始める勉強なんてモノになるわけがありません。
従って私は定年以降の期間をたっぷりと取ることにしました。
それが「95歳までバリバリの現役で働く」宣言につながっているのです。
「働く」の中身は、仕事よりも勉強の方が圧倒的に大きいはずです。

仕事の内容も、自分が汗水たらして働くというより「不動産に稼いでもらう」方法を取りたいと思っています。
不動産が活躍できるように知恵を絞り、不動産をジックリと育てていきたいとも思うのです。
健全な不労所得をいかに得るかが、晩年の豊かさにつながっていきます。
そのためにも若いうちに徹底的に働いて不労所得の基をつくるべきなのです。
その方法をまわりにも伝授したいとも思っています。

要は何が言いたいかというと「本を1日6冊読める状況をこしらえよう!」ということなのです。
ルーティンワークで時間を取られていては、1日6冊も本が読めるわけがありません。
6冊のうち2冊は専門書。
私の場合、経済や語学の本がこれに当たります。