若い時に懸命に働くのは当たり前として、いつまでも自分の体力や能力が続くと思うのは一種の傲慢でもあります。
やはり自分の老後の面倒を見てくれる「不労所得」がどうしても必要だと思うのです。
私は不労所得の基本として、不動産と株を選びたいと思っています。
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不動産のほうは大学卒業後38年間もお付き合いしているので、だいたいのことは分かっているつもりです。
しかしながら、これだけドップリと浸かっていると、不動産投資の弱点も見えてきます。
例えば購入した物件によっては、年々売却可能価格が下がってくるということもその一つ。
首都圏や地方都市の一等地を除いては、1990年以降、収益用不動産価格は下がりっぱなしという傾向があります。
不動産はデフレには強くないのです。
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また不動産は換金に時間がかかります。
ひょっとしたら全然売れなくて換金できないということだって考えられます。
その点、株は価格はともかく、株式市場が機能しているので、売れば4日後に現金が手元に入って来ます。
不動産の場合はバブル崩壊の後など、ごくたまに不動産市場が「死ぬ」ことがあり、こうなると二進も三進も(ニッチもサッチも)いかなくなります。
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株は持っていれば配当が入って来ますが、不動産は持っていると固定資産税がかかってきます。
また不動産管理自体、けっこう大変な仕事なのです。
物件や地域や入居者層を選ばないと、後々ひじょうに苦労することがあります。
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ということで「不労所得」研究のためには、不動産投資だけでなく、株式投資も本気で勉強してみようと決意したのです。
何事も大義名分が必要で、自分が儲けるだけでなく、世のため人のために「不労所得」形成の理論化およびアドバイスが出来るようになりたいと考えています。