「学研まんが世界の歴史」シリーズというのを読んでいます。
全部で15巻。
まだ4,5冊読んだところなのですが、完全にハマりました。
日本史ならいざ知らず、世界史は本当に知らないことだらけです。
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旅行でヨーロッパへ行くことも多く、歴史に精通していたら、歴史上有名な場所に一層興味がそそられるに違いありません。
また私は海外に行くと大型書店で本を探すのを楽しみにしているのですが、「歴史」の本ならどこにでも置いてあるはずです。
買いたい本がいっぱい出てくると、もうそれだけでルンルンになってしまうこと間違いありません。
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「まんが世界の歴史」の方はまだ古代を読んでいるところなのですが、ローマのカエサルや、マケドニアのアレクサンダー大王のことなど、名前だけは知っているけれど具体的にどういう活躍をした人かは、あまりよく分かってはいませんでした。
一つの民族や国家が、一人の英雄を得て勃興していき、周辺国を次々と飲み込んで帝国を作っていく過程を、世界史の中では何度も見ることが出来ます。
ナポレオンやチンギス・ハーンの時代も例外ではありません。
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カルタゴという国はローマに滅ぼされたあと民族自体も滅ぼされ、いま同じ地にあるチュニジアという国には、当時とは全く違った民族が住んでいます。
偉大な文明を築いたエジプトやローマでも、当時と同じ民族の末裔が住んでいるとは、ちょっと思い難く、民族が総入れ替えしているのではないかと疑ってしまいます。
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同じように中国でも、かつての漢民族が今なお存在しているのかどうか疑問に思うのです。古い時代の隋でさえ、皇帝は既に漢民族ではなく、鮮卑(せんび)出身だと読んだことがあります。
今の中華人民共和国の前の「清」は満州族が支配していた国で、明らかに漢民族とは違います。
「清」の前は「明」ですが、その「明」の前の「元」は蒙古族による支配でした。
少なくとも近年の4つの中華帝国のうち2つは異民族による国家支配だったわけです。
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日本は建国以来民族も同じで、神武天皇以来125代の天皇が連綿と続いています。
公家が支配したり武士が支配したりと政治体制は変わってきたわけですが、間違いなく同じ一つの国だと言えます。
「中国四千年の歴史」という言葉に“ついつい”騙されてしまうのですが、中国では国家も民族も支配層も、完全に断絶しているわけです。