中国史

国史は非常に興味深く、いろんな本で何度も繰り返し勉強しています。

 

国史は王朝の歴史でもあり、さまざまな王朝が勃興し、繁栄し、そして没落していきます。

 

それぞれの時代を実際に生きるのは大変だったと思いますが、物語として読む分には極めて面白いのです。

 

漢民族は中国でのメジャーな民族ですが、漢民族以外の他の民族が王朝をつくり、中国全体を支配することも度々(たびたび)ありました。

 

近年を見ても、宋、元、明、清、中華民国中華人民共和国と続くわけですが、そのうち元と清はそれぞれモンゴル族満州族の王朝で、漢民族ではありません。

 

中国全土を支配し、何百年も続いた王朝もあれば、わずか数十年で崩壊した王朝もあります。

 

崩壊した原因で一番に挙げられるのが財政危機です。

 

日本にも鎌倉幕府室町幕府江戸幕府がありましたが、それぞれ末期には財政がボロボロになっています。

 

ついでに言うと3代目将軍あたりがその幕府のピークで、そのあと徐々に力が落ちてきて、15代目ぐらいで終焉を迎えます。

 

話を中国に戻すと、中国史には何百人もの皇帝がいましたが、残虐で悪名を後世に残した者もいれば、善政を敷いて国や人民を豊かにした人もいます。

 

面白いことに、名君と言われるような皇帝には、自らは質素な生活を心がける人が多かったのです。

 

中国の皇帝なのだから贅沢三昧の生活だってできたはずですが、まずは自分を律するところから始めています。

 

トップが贅沢三昧をしていると潰れるのは、会社も国も同じなのですね。