海外旅行とビートを天秤にかける

私の知人で、海外旅行に年30日間行くことを「ノルマ」にしている人がいます。
同じ不動産業なのですが、商売の方も上手くいっており、余裕の海外旅行なのです。
ただし外国語が出来るのかどうかは不明で、またパッケージ旅行が多かったように思います。
その人いわく「海外の街を歩き、その街の匂いを嗅ぐだけでも得るものがある」とのこと。
そのへんは私も全く同意見です。

我が家にビートが来てから、私の海外旅行熱が少し下がりました。
2泊3日ぐらいまでならいいのですが、それ以上だとビートと離れる期間が長すぎるのです。
我が家は家内と私の老夫婦2人だけなので、2人で旅行に行く時は、ビートをどこかに預けなければなりません。

ビートは介護犬施設にいたワンちゃん(♂)ですが、それ以外にもいくつかの家庭でお世話になってきました。
当家に来た時も、またどこかへやられるのではないかという不安が、表情や行動の随所に感じられました。
我が家へ来て4か月ほどになるのですが、最近ようやく「ひょっとしたらここが終(つい)の棲家(すみか)かもしれない」と思いだしたような感じがします。
やっと少し落ち着いてきたところです。
従ってビートを他所(よそ)に預けて、家内も私も長期間留守にするのは、ちょっと具合が悪いような気がするのです。

とにかくビートやコインパーキングの集金のことがあるので、長期間家を留守にするわけにはいかないのです。
行くとしてもアジアへの1泊2日。
少し遠いところだと2泊3日。
ヨーロッパやアメリカだと2泊4日か3泊5日内で行こうと思っています。
パッケージツアーでは、よく6泊8日などというプランがありますが、私にとっては長すぎてとんでもないのです。

この5月にシアトルへ3泊5日で行きましたが「2泊4日でも良かったかな」と現地で思ったものでした。
言語学習の方は、英語とドイツ語は今のところ快調。
しかし中国語は、海外で中国人のマナーの悪さとよく遭遇するので、学習へのモチベーションが下がり、今のところ開店休業状態です。
「フロ勉」用に6つあるCDプレーヤーからも中国語のCDを外しています。
もし仕事で台湾へ行く機会が増えたなら(ちょっとその可能性があるのですが)、その時は猛烈に中国語にチャレンジしようと思っています。