ビートとの生活

ペットと一緒に暮らしていると、段々と愛情が深くなっていきます。
ビートはラブラドール・レトリバー犬。
夜は私と同じ部屋で寝ます。
私は布団で、ビートはソファの上です。
たまにビートのイビキが聞こえますが、全く気にならず、むしろ癒(いや)されます。

ビートは1歳半になってから当家に来たので、来た当初は非常に遠慮がちでした。
「ビーちゃんはもう完全にウチの子だよ」と寝るときに呪文のように言ってやっています。
ビートに対しては、ひと言でいうと「愛情たっぷり」。
ビートはとてもいい子だと思います。

最近は目覚ましをかけていないので、朝起きるのが5時過ぎになることもあります。
そんな時はビートに起こされます。
昼と夜とが反対になる生活などは、ビートがいる限りあり得ません。

ビートの食事はドッグフードで、家族が食事するときに食べるものは一切与えていないのですが、果物だけは例外です。
リンゴ、バナナ、イチゴ、柿、スイカ、みかんなど、旬の果物を存分に楽しんでいます。
果物の最後はビオフェルミン
これで完璧です。

私が出張や旅行に出るときは、家内がビートの面倒を見るので何の支障もありません。
家内が旅行に出かけるときは、ビートの世話は私がするのですが、私は支障だらけになります。
そうでなくても時間が足らない毎日なのに、パニックに陥るわけです。

家内と私の両方が旅行に出るときは、ビートは「お預け」になります。
ビートの切なさを思うと、ヨーロッパ旅行でも5日間で帰ってくることになります。
時たまビートへのお土産で「ぬいぐるみ」を買って帰ることがあります。
猛烈に喜び、それをくわえて遊ぶのですが、ものの10分ほどでボロボロになってしまいます。

ビートがいなければ、朝の散歩はしていないかもしれません(散歩の代わりにフィットネスクラブへ行っている可能性はあります)。
武庫川沿いの散歩コースを歩くわけですが、夜明け前後は独特の霊気を感じます。
空気のおいしさや、凛とした雰囲気や、足の裏から伝わってくる大地のエネルギーなどは、早朝散歩ならではの醍醐味(だいごみ)です。