シェアハウス その1

私は見たことがないのですが、最近はシェアハウスがマンガやテレビのドラマの舞台に登場しているそうです。
東京を中心に、新しいライフスタイルとして定着してきたのかもしれません。
シェアハウスの有名掲載ポータルサイトを運営しているKさんのセミナーを聞きに行きました。
Kさんは不動産業ではなく、IT産業の出身だそうです。
新しい「住まい方」の提言は、不動産業界から生まれたのではないのです。

シェアハウスの集客業務は、今でも100%インターネット。
従来の不動産業のネットワークを全く使っていません。
従って「街の不動産屋」の中には、シェアハウスを知らない人もいっぱいいます。
ワンルームマンションやマンスリーマンションあたりまでは、従来の不動産業の守備範囲なのですが、シェアハウスとなれば、もうお手上げ。
ちょっと特殊な管理運営となるからです。

Kさんが運営するポータルサイトは、シェアハウスでは圧倒的なナンバーワンですが「オシャレオモシロフドウサンメディア」がそのキャッチフレーズ。
シェアハウスのメディア事業専門であり、自らはシェアハウスをしません。
シェアハウス事業会社が、そのポータルサイトのお客さんになるわけですから、顧客と競合することはありません。
その姿勢も素晴らしいと思いました。

ただし事業会社をサポートする業務は行い、そこに特化しようとしているわけです。
シェアハウスも入居者にその運営を任せっぱなしにしていては、2年維持できることは稀だそうです。
やはり管理会社が介在しないとうまく運営できないのは当然かもしれません。
今、そのポータルサイトでのシェアハウスの掲載戸数は12,000戸とのこと。
シェアハウスを探している人は、まず見に来るに違いありません。