いくら長生きしたとしても、寝たきりや痴呆や病院通いの毎日では意味がありません。
「元気で長生き」がベストです。
健康は人間としての一大事なのに、人は案外おろそかにしているように思います。
私の経験からも、その年代にふさわしい健康法というのがあるようです。
というより、働き盛りの30代、40代の人が、今の私と同じような健康法が実行できるかと言えば、やはりムリがあるように思うのです。
出世もしなければいけないし、小さい子供たちがいて家族サービスもしなければいけないとなると、十分に体を休めている余裕はないはずです。
今の私は食事の量も減らしているのですが、若い頃は力いっぱい食べないと「腹が減ってはイクサができない」のです。
コロナのおかげで「夜は出かけない」生活に変わったのですが、やはり若い頃は遊びもしたいわけです。
ということは今の方が圧倒的に、健康にもよく、仕事もできる態勢になっているということに気がつきました。
実のところ体力が落ちているわけでもないのです。
根気は今の方がずっと上だし、息長く継続させていく力は、逆に年々向上しています。
また頭もどんどん良くなり、過去最高です。
「会社は大きくさせなければならない」とか、「遊ばなければ損だ」といった間違った思い込みからも解放されました。
まさに自由自在の境地です。