語学のオンラインレッスンを始めだしてから、もう10年経ちます。
最初は英語とドイツ語から始め、途中からフランス語と中国語が加わりました。
フランス語をまったくのゼロの状態から始めたのが63歳でした。
多言語を学びだしたのは本当によかったと思います。
英語だけだったら飽きてしまって、語学自体の情熱がダダ下がりしていたに違いありません。
中国語は今のところ「政治的理由」で中断しているのですが、またいつの日か自由中国になった暁には再開しようと思っています。
これら4か国語の中で一番難しいと感じるのがフランス語。
発音も難しいし、文法も大変です。
例えば英語の「be」動詞にあたる「etre」動詞というのがあるのですが、これがまさに妖怪大変化(だいへんげ)のごとく、ムチャクチャな変化をするのです。
フランス語の最後の子音は読まないことが多いのですが、そのほかにも書いてあるのに半分読まないなんて単語も少なくないのです。
ドイツ語を学んでいると厳格な性格になりそうな気がしますが、フランス語だと「ま、適当にやっておこう」といった気になります。
言語が国民性にも影響を及ぼすのは間違いないようです。
語学を「読む」に絞ったのは正解でした。
まずは新聞が読めるようになりたいし、近い将来、本も読んでいきたいものです。