三峯神社への「神たび」その2

行きたい所へ行っておかないと、死ぬときにゼッタイ後悔するという気持ちが、年とともに強くなってきました。

 

クルマ旅だって、この5年のうちに(できるだけ頑張って)やっておかないと、体力的にいつまでもできるという保証はありません。

 

5年経ったら私は75歳。

 

その間に自動運転車がどこまで進化しているかがカギでもあります。

 

コロナ以降、外国は全然行ってないのですが、今まで111回行ったという「実績」があり、海外旅行への渇望はちっともありませんでした。

 

山梨県八ヶ岳のホテルに泊まり、翌朝、三峯神社をクルマで目指します。

 

朝5時半だと周囲はもう明るく、早朝のすがすがしさも相まって、気持ちよくスタートが切れました。

 

パソコンのナビだと2時間少々で到着するはずだったのですが、クルマのナビだと(どういうわけか)3時間の表示。

 

結論から言うと、走っているうちに到着時間がどんどん短くなっていき、結局は2時間あまりで着きました。

 

ナビ通りに行くと、対向車が来たらアウトといったような狭い山道に入っていきました。

 

初めての道だし、これは相当緊張しました。

 

三峯神社にはまだ着いてもいないのに「もう2度と行くのはやめよう」と思ったほどです。

 

三峯神社は標高1,000mに位置し、上へ上へと登っていかなければなりません。

 

ようやく神社の駐車場に到着したと思ったら、今度は霧で本殿がどこかよくわかりません。

 

心細いったらありゃしないのです。