時を守る

人生の前半と後半の内容を比べると、明らかに後半の方がよくなっています。

 

経済的にも、健康的にも、家族的にも、知的にも、心境的にも、交友的にも、どう考えても後半の方がいいのです。

 

運気だってガゼン良くなっています。

 

どうしてかと考えると「時を守る」を徹底しだしたからではないかと思うのです。

 

若い頃は約束の時間ギリギリに到着していました。

 

そんなことでいい仕事ができるわけがないのです。

 

昔の帝国海軍では「5分前精神」と言って、必ず5分前に集合していました。

 

スペインの無敵艦隊を破った、イギリスの英雄であるネルソン提督は、確か小学校しか出ていないはずです。

 

それがイギリス艦隊のトップになるわけで、よほどの努力を重ねた人だと思うのです。

 

「なぜそこまで成功したのか?」と聞かれたとき「すべての約束の時間の15分前に行ったから」と答えています。

 

私もそれに見習って15分前に行きだしたところ(大げさでなく)人生に革命が起こりました。

 

あるとき本を読んでいたら「自分は約束の時間の30分前に行っている」というユダヤの大富豪を知りました。

 

この際、私も大富豪になりたいので、30分前に行くようにしたのです。

 

現地に早く着いたときは、手帳の1年分の予定をチェックしながら待っています。

 

先の予定を頭の中でシミュレーションしていくと「未来の確度」が確実に上がっていくのを感じます。