良質な睡眠、すなわちグッスリ眠ることは、それ自体が目的であり、また手段でもあります。
気持ちがいい睡眠は幸せだし、体をユックリ休ませると、あとあとのパフォーマンスが違ってきます。
若い時にどこででも寝られる体力があっても、それを生涯にわたって続けられるかといえば疑問です。
良い睡眠環境を整えていくことは、いい人生にするための布石でもあります。
ある本で著者が「最高級ベッドを買って大正解だった」と述べていました。
人生の3分の1を過ごす場所にお金をかけるのは、最も効率のいい投資の一つなのかもしれません。
私もそれを読み、さっそくベッドを買い替えたのですが、確かに大正解でした。
家のベッドがあまりに心地いいので、たまにビジネスホテルに泊まった時など、ベッドの質感にカクンとなることがあります。
別の著者が「寝室の温度や湿度にも注意し、できるだけ快適な睡眠環境になるように工夫している」とも書いていました。
私も寝室を分厚いカーテンに変えただけで、一挙に深い眠りになった経験があります(そしてそれは今も続いています)。
睡眠時間をたっぷり取ろうと思ったら、つまらないことで時間を消費(浪費)しないようにしなければなりません。
つまり「睡眠たっぷり」はシンプルライフの基本とも言えるわけです。