以前、海外一人旅をたびたび行っていたころ、海外での服装に困っていました。
街を歩き回りたいので、フォーマルすぎる服や靴だとシンドイし、かといってあまりにカジュアルすぎると一流のホテルやレストランには入りにくくなります。
そんな時、プロが有料で服装のコーディネートをしてくれるというサービスを、ある百貨店がやっていることを知り、さっそく申し込みました。
そこでレザースニーカーというものを教えてもらい、またジャケットを着用すれば「そこそこ」フォーマル感が出ることも知りました。
オシャレは自分のためだけにするのではなく、まわりの人たちのためにもすべきだということも、今は理解しています。
「オシャレの基本は足元から」というのも分かってきて、まずは靴が決まり、そこからどんな服を着るかも決まってきます。
「いい靴はあなたをいいところに連れて行ってくれる」という西洋の諺もあります。
靴にお金をかけるのは、とてもリターンが大きい、ナイスな投資です。
お気に入りの靴や服を数少なく持ち、大事に使っていくというのが男のオシャレだと分かってきました。
旅に出るとき、服装がそれなりにビシッと決まっていると、もうそれだけでワクワクしてしまいます。
女性が着物を着ると、魅力が3割増しますが、着るものにはそんな力があるのですね。
まこと「人は見かけが9割」なのです。