神社めぐり その7

松陰神社の続きです。

境内はきれいに整備されていて、凛とした雰囲気の中、気持ちよかったです。

吉田松陰は日本各地を旅し、いろんな人物とも会っています。

これは松陰の師匠ともいうべき佐久間象山との会談。

人間形成には「旅」、「本」、「人」の3つが必要だと言われますが、この3つを追い求めたのが松陰の人生でもありました。

 

松陰神社のお守りの祈願に「商売繁盛」と「家内安全」というのがありましたが、これは松陰先生に求めるのは勘違いという感じで、思わずクスッと笑ってしまいました。

 

松陰先生は自分のことは振り返らずに、教育と国防のことを考えてこられました。

「商売繁盛」とは程遠い印象です。

 

また生涯独身で、しかも親より早く亡くなられているので「家内安全」ともだいぶ違うわけです。

倒幕・維新への最初の発火点がこの地でした。

左から高杉晋作吉田松陰久坂玄瑞

超偉大な魂の方々。

3人とも30歳までに亡くなられています。

弟子たちがみんな偉くなりました。

左から山形有朋、木戸孝允伊藤博文