「アフターコロナ」というけれど、なかなか「アフター」にはならないのではないでしょうか。
「ウィズ(with)コロナ」という考え方でいかないと、現実的な正しい方策は取りにくいような気がします。
私のようなテレビを見ない人間にとっては、煽(あお)られて過敏に反応するなんてこともなく、ごく普通に仕事をし、ごく普通に生活しています。
今回のコロナ禍で、例えば観光業や鉄道業やホテル業は壊滅的な被害を受けていますが、一方、利益を倍増させている産業や企業だってあるのです(コロナ禍の株高は想定外でしたが)。
コロナは経営者の能力や努力や「徳」を超越した出来事で、「9割減」の売上にうまく対応できる経営者なんて、ほとんどいないと思うのです。
が、普段から強い財務力を作り上げていく努力はできたはずで、「まさか」への対応力は問われなくても「まさか」に備える心構えの有無は問われるはずです。
ピンチがいつまでも続くなんてことはなく、必ずどこかで去っていきます。
ピンチが去るまで持ちこたえることさえできれば、また次の「我が世の春」だって来ると思うのです。
マクロのピンチが訪れるたびにライバルが減っていくかもしれません。
要はピンチが去るまで耐えることができる「財務力」さえあればいいわけです。
コロナは(次の展開を目指す)勉強の絶好のチャンスでもあります。
このチャンスを上手く活用できるか否かで、その後の飛躍度や充実度がガラリと変わってくるはずで、人生を変えてしまうほどのチャンスと言っても過言ではありません。
こんなチャンスを見逃すのはコロナよりも恐ろしいことではないですか。