タウン・ウォーキング

競争は社会を発展させる原動力でもあり、それ自体は決して悪いものではありません。

が、「和を以て貴しとなす」の伝統がある日本では、競争よりも協力の方が会社も社会もうまくいくようです。

人と競うことばかりやっていると、やがて心が疲弊してきます。

もう一つ「時間と競(きそ)う」という生き方もあります。

これもまた長く続けていると、神経をすり減らし、気持ちが持たなくなってきます。

私の場合、今はもう人と競う必要もなく、時間と競う必要もありません。

しかしながら頑張らないという意味ではなく、心の奥底から湧いてくる欲求に従って、自由自在に最大限のパフォーマンスを描いていきたいと思っています。

ある有名作曲家が11食なのですが、この人の場合「健康のためでもなく、体重を減らしたいがためでもなく、悟りを得たいためでもなく」、ただ仕事のために11食を続けているのだそうです。

私の場合も基本的には仕事人間なので、この考え方に親近感を持ちます。

生活を早寝早起きに再び戻したのですが、これは思っていた以上に良かったのです。

特に神道は朝の時間を大切にすることを忘れていました。

生活を夜型にしていたのは、ひとえに読書時間を取るためだったのですが、早寝早起きにしても読書数が減るどころかむしろ増えています。

ただ一点、トレーニングをする時間が取れなくなりました。

そこで今考えているのは、タウンウォッチングを兼ねてウォーキングの時間を「勤務時間中」に取ってみるというプランです。

なぜ勤務時間中かと言うと、ウォーキング中に商売のネタが結構見つかるのではないかと期待するからです。