ノン・アルコール生活

私はタバコは1本も吸ったことがないのですが、お酒の方は人並み以上に飲んできました。

50年近く飲んできたのに、ある日(意図せずに)突然やめたのは自分でもビックリです。

断酒は相当の意志力が必要だと思っていたのに、こんなに簡単にノン・アルコールになるなんて思いもしませんでした。

人間、長く生きていると不思議なこともあるものです。

おいしい料理をいただくとき、一緒にそれに合ったお酒を飲むと、料理もお酒も美味具合が増すのは事実です。

ノン・アルコールにして、唯一その点だけがデメリットです。

ノン・アルコール飲料ばかりでペアリングするコース料理もあると聞きましたが、一度試してみたいものです。

あるいは料理に合う、おいしいノン・アルコール飲料が出てくることを心より願っています(今のノン・アルコール・ビールは、とてもマズイです)。

ノン・アルコールのメリットは、食事会が終わったあとでも読書やデスクワークができるということです。

「酔っている時間がモッタイなかったなあ」と今では思います。

また大阪での食事会などにクルマでホイホイ行けるのは、最大のメリットです。

クルマで行くと運転代行かホテルで宿泊するかしか方法はなかったのですが、今は食事したらそのままスッと自宅に帰ることができます(そして帰ったら普段通りに読書ができます)。

イスラム教や仏教ではお酒は戒律で禁止されています(日本では坊さんはお酒を飲む人が多いですが、それは堕落しているからです)。

その点、神道はお酒をタブーにしておらず、お酒の神さまもおられるし(例えばスコナヒコナのミコト)、最高神天照大神(アマテラスおおみかみ)ご自身が結構お酒がお好きなのです。