コロナに負けるな!

NYダウが1日で2,000ドルもダウンするなんて現象は、なかなかお目にかかれるものではありません。

「山深ければ谷深し」と言いますが、逆のことも言えるわけで、例え谷が深くなっても必ずまた元に戻っていくと、私は冷静に見ているところです(と、これを書いたあと2,000ドル戻しました)。

が、今回原油価格まで大幅に低下したのには驚かされました。

少なくとも原油の価格変動はコロナとは関係がなく、サウジやロシアや米シェール油などの政治的駆け引きが「ややこしく」絡(から)まって起こったものです。

日本は石油無産国なので、原油価格の低下は有利に働くのは間違いがないのですが、原油の低下が株価下落につながるのが痛しかゆしのところです。

もともと経済が調子に乗り過ぎていたことへの反動があったところへ、日本の場合はインバウンドの低下や消費税アップの影響が重なりました。

経済全体の具合が悪くなっていく兆候があったところへ、このコロナ騒動が加わり、一気に先が読めなくなる展望となりました。

唯一の救いは、新型インフルエンザが若い人たちや働き盛りの人たちには、あまり脅威ではないといったことです。

私は会社オーナーでもあるのですが、会社を小さくして固定費を下げ、借入もゼロなので、1989年バブルの崩壊時と比べると、精神的負担は1万分の1ほどです。

個人的にも早寝早起きに変え、シンプルライフにしたので、これまた余計な俗物的欲望に足を引っ張られることがありません。

このまま坊さんにでもなってしまいそうで心配です(笑)。

が、これだって「坊さん」は仏教なので、神道の私とは方向が違い、心配ご無用ということになります。

いずれにせよ、知恵を絞って、この大変動を(楽しみながら)乗り切りたいと思っています。