モノを捨てると人生が好転する

仕事や勉強に打ち込んでいると、ムダなお金を使わないという意外なメリットがあります。

仕事や勉強で実力を蓄え、ついでにお金も蓄えておくならば、いざと言う時に、それが大きな自信となることは間違いがありません。

自己顕示欲を満たしたい人は、鉦(かね)や太鼓を鳴らしながら歩いて行くようなことをしがちですが、そんなことをすれば人が集まって来て前へ進めなくなってしまいます。

1人静かに歩いていく方が、ずっと早く目的地に到着することができます。

重い荷物を担ぎながら歩きたくなければ、シンプルライフにすべきです。

シンプルライフには余計なものを持たないという原則があります。

ただし持たないのは「余計なもの」であって、お気に入りのものを手放す必要はありません。

モチベーションが高まるモノや、ワクワクするものや、ときめくもので囲まれた生活は、上質で贅沢(ぜいたく)です。

大量の安物を持つのではなく、少数の一級品を大事に使っていくべきだと思っています。

つまらない雑用で時間を消費したり、そもそもやる必要のないことを一生懸命やっていたりすると、人生のコアに使う時間が無くなってしまいます。

「やるべきこと」や「やりたいこと」ができないのは、余計なことで少しずつ時間を消費してしまっているからです。

余計なことにお金を少しずつ消費することを「ムダ遣い」と言います。

お金も時間も本当に大事なところにボンと使いたいものです。

シンプルライフはモノを捨てることから始まります。

モノを捨てないと整理整頓すらできないのです。

まともな掃除だってできません。

整理・整頓・清掃ができると、明らかに運気が上昇していきます。

「モノを捨てると人生が好転する」と言い切ってもいいかもしれません。