人生は短いし、後半戦はもっと短くなるので、ムダな時間を使っている暇はないのです。
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従ってシンプルライフにしていく必要性がどうしても出てきます。
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やらないことを決めてしまうのも、シンプルライフにとっては有効な方法です。
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「夜、飲み歩くこと」は、もとより私の「やらないこと」に入っています。
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ある商社はカリスマトップの厳命で(飲み会の)2次会をご法度にしました。
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同時に朝食を会社の負担で提供し、会社全体を「朝型」にしようとしています(私はその姿勢を評価し、その会社の株を購入したぐらいです)。
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商社に勤める人は体力もあるし、年収も高いので、ともすれば飲む方もトコトン行ってしまう傾向があったのではないかと思います。
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ある雑誌が「商社特集」を組み、たくさんの商社マンにインタビューしたところ、「カネがない」という言葉が一番多く聞かれたそうです。
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夜の飲み会もその原因の一つだったのでしょう。
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シンプルライフは「余計なことに時間を取られない」生活でもあります。
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朝、「何を着ていこうか?」と悩むのは、時間のムダです。
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ある有名な商品企画デザイナーは、いつも黒を主体とした同じ服装をしているのですが、全く同じ服を8着ほど持って、それを毎日交代で着ているようです。
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確かにそれなら着る服に悩む必要もないし、逆にデザイナーとしてのイメージが定着していいかもしれません。
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収納を研究し、本まで出している主婦の人がいるのですが、その人は毎シーズン、新しい布団を購入し、古いものは捨てるとのこと。
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1シーズンごとに布団を捨てるなんてモッタイないと、つい思ってしまうのですが、布団を清潔に維持するための手間や費用を考えると、新しい布団に交換していった方がいいという結論に達したのだそうです。
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その話を読み、シンプルライフには「捨てる」という決断もいることを理解しました。