松山への旅 その1

私自身のビジネスライフの一区切りの記念に「卒業旅行」に出かけました。
行き先は四国の松山・道後温泉です。
しかもクルマ旅。
参加者は私1人であります。

以前に香川県の高松に行った折、当然高松が四国で一番人口が多いと思っていたら、松山の方が多いことを知りました。
高松が人口30万人。
松山は人口40万人です。

松山から連想するのは、夏目漱石の『坊ちゃん』。
そして正岡子規
日露戦争勝利の立役者秋山好古秋山真之兄弟も松山の出身です。
道後温泉知名度も圧倒的にスゴイです。

事前にナビで運転時間を調べたら4時間20分でした。
ならば休憩の多い私の運転だと6時間半かかるはずです(予想は当たりました)。
経営セミナーのCDをたっぷり用意しているので、むしろ時間がかかる方が有難いのです。

出発前に会社にちょっと出勤し、いろいろと書類を片付けていたら11時になってしまいました。
早くスタートしないと、到着の時には日が暮れてしまいます。

宝塚から松山に行くには、岡山を通って「しまなみ海道」を行くコースと、淡路島から四国に入るコースとがあります。
行きは「しまなみ海道」の景色を楽しみながらドライブすることにしました。
しまなみ海道は本州から四国までの島々に橋をかけて作ったコースですが、実に快適でした。

サイクリングコースも車線とは別に作られていて、確かにここを自転車で走るのはナイスだと思います。
インバウンド観光用にも「もってこい」のコースだと思いました。

「卒業旅行」とは言え、根が不動産屋なので、不動産の市場調査もかねています。
松山は空気が柔らかく、ホッとする雰囲気を持っていました。
道後温泉も廃(すた)れているどころか、まだまだホテルの建設がアチコチで行われており、土地が持つ力の強さを感じました。

中国本土からか、台湾からかは、ちょっと分からないのですが、中国人の団体観光客もたくさん見かけました。
遠くからでも日本人の団体か、中国人の団体かはよく分かるのです。
中国人団体客の場合は、着ているダウンジャケットがグンとカラフルだということを発見したからです。