ドカンと中国語

来年から無謀にも中国語を始める予定です。
今年、フランス語を一緒に始め出した友人との約束で、もう後には引けません。
その友人は人生の後半戦に、世界の3ヵ所ぐらいのところで、働きながら住むという夢を持っています。
その人は医療系の特殊技術の持主で、世界のどこででも働けるのです。

今年、フランス語を始めるにあたって、自分自身の中で多少の葛藤はありました。
「フランス語を始める前にもっとドイツ語のレベルアップを図るべきではないか」とか、「経営者が語学にウツツを抜かしていいのだろうか」とか、「そもそも物理的に時間があるのだろうか?」とかいったことです。

が、これらはすべて杞憂でした。
面白いことにフランス語を始めたおかげで、私の英語やドイツ語が伸び出したのです。
これらは(いい意味で)想定外でした。

英語とドイツ語を学んでいる時は、英語を話そうと思っているのに、ドイツ語が先に出てきて、英語が上手く話せないということがありました。
今はフランス語が先に浮かび、英語やドイツ語が出てこないことがあるのです。
こういう現象は、実際に体験しないと分からないことでした。

人生は短いのです。
私は生涯5か国語をマスターすることが夢なのですが、夢の実現を遠慮する必要は全くないことに気づきました。
早く始めないと、それまでに死ぬかもしれないのです。
ドイツ語が完ぺきになるより先に、自分の寿命が消える可能性の方が高いのです。
ならば中途半端でもいいから、早くフランス語と中国語を始めるべきなのです。

英語とドイツ語とフランス語と中国語と、そして日本語の5か国語を話すマルチリンガルとなるわけですが、その褒美と言えばいいのか証(あかし)と言えばいいのかは分かりませんが、それぞれの言語圏に年に1度旅したいと思うのです。

経済的な自由や、時間的自由がないと、とてもじゃないけど、そんな旅は許されません。
自ずと仕事を頑張らなければならないわけです。
もしくは知恵を絞って不労所得の元をこしらえていかなければならないわけです。
仕事へのモチベーションもグンと上がりました。