7,8年前のブログを読んでいると、しきりに「プロジェクトF」というのが出てきます。
これはフランス語を始めようとする計画で、1年前からいろいろと準備をしていました。
1人で始めるのは心細いから、ほかの人も巻き込もうとして、フランス語学習希望の仲間を3人まで集めていたようですが、それが誰だったのかが、今となってはさっぱりわかりません。
5か国語以上の多言語を話す外国人女性の動画を見ていると「まずは一つの言語をマスターし、そののちに次の言語を始めていくべき」と述べていました。
そうすると私の場合、先に勉強していたドイツ語を何とかしなければならず、頑張って一生懸命オンライン・レッスンを受けていたようです。
が、私の経験から言うと、言語はいくらでも並行して学んでいけばいいという結論に達しています。
外国語は仮にマスターしたとしても、勉強し続けなければ錆(さ)びてくるのです。
従って多言語を並行して勉強していくほうが錆びなくていいし、いろいろな言葉を学ぶ楽しみも大きいのです。
63歳からフランス語を始め、また1年後の64歳から中国語を学びだしました。
中国語は発音は難しいのですが、文法は簡単で、また漢字も最初から知っているので、私の中ではあっという間に、中国語がフランス語を追い越してしまいました。
「なるほど一つの言語を習得するとはこういうことなのだな」という感覚を得るところまで行っていたのですが、どうしても中国という国とその指導者が好きになれず、いったん学習を放棄した経緯があります。
まことに惜しいことをしたのですが「自由中国」になった暁には、また始めたいと思っています。