出雲へゴー!

2013年5月10日に出雲大社式年遷宮が60年ぶりにありました。
奇しくも同じ年の10月2日に伊勢神宮式年遷宮も催され、私はその両方の式年遷宮に参加させていただきました。
それらを機に、私の「神道ライフ」が大きく動き出したのです。

出雲大社式年遷宮では要領が分からず、また近隣の宿泊所やタクシーはすべて予約済みで、参加するにせよ、どうしたらいいのか途方にくれました。
結論から言うと、神戸のタクシー会社からクルマを出してもらうことにしたのです。

1泊するので、タクシー代のほかに運転手の宿泊代も必要だったのですが、60年に1度のことだからとケチらずに依頼しました。
宿泊も出雲から1時間離れた松江のビジネスホテルを予約でき、2日に渡る儀式のすべてに参加することができました。

今なら自分のクルマで行っていたと思います。
当時はクルマ旅にも慣れておらず、「新幹線や飛行機で行ける所はクルマで行ってはいけない」などという変な固定観念に縛られていたのです。
今は「クルマで行ける所はすべてクルマで行く!」という方針なので、当時とは180度考え方が変化しています。

クルマの旅は、まずは荷物がいくらでも詰めるというメリットがあります。
帰りにお土産が増えカバンに入りきれなくなっても、クルマに入れればそれでO.K。
電車や飛行機の時間を気にせず、マイペースで行動できるのも、実に大きな利点です。

私がこれからちょくちょく行こうとしている「神旅(かみたび・神社を巡る旅)」などは、辺鄙なところから辺鄙なところへの移動が多く、クルマなしでは成り立たないことが少なくありません。
我が愛車「エスティマ・ハイブリッド8人乗り」は運転が楽だし、疲れれば後部座席で横になって寝られるし、燃費はリッターあたり14キロ近くあるし、いつも機嫌がいいし、旅の相棒としては最高なのです。

クルマ旅の唯一の欠点は、本が読めないこと。
伊勢神宮に毎月クルマで参拝に行っていますが、その2日間は読書量がほぼゼロです。
今回、再び出雲に行くことになりました。
出雲大社のお守りは霊験あらたかで、縁結びのお守りをもらった女性が2人ともすぐに結婚しました。

また私自身も、明らかに大国主命が応援して下さったと思えるビジネス取引があり、そのお礼参りにもう一度出雲大社を訪れることにしたのです。
今回の参拝は須我神社と須佐神社、そして出雲大社です。
特に出雲大社は早朝の開門とともに、霊気たっぷりの中で参拝して来ようと思っています。