経営コンサルタントとお話ししていると、今まで自分では気づかなかった色々なことが見えてきました。
当社の場合、資金繰りの苦労がほとんどありません。
また「人」の問題で悩むことも、ほとんどなくなりました。
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世の大半の経営者が頭を痛めている「カネ」と「ヒト」の問題に時間とエネルギーと使わなくてもいいので、こんな有難いことはないのです。
従って経営者本来の仕事に打ち込める態勢が、十分整っているというわけです。
これでいい経営や仕事ができなければウソです。
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コンサルタントから渡された「2020年ビジョン明確化シート」に書き込んでいった内容です。
「事業が持つ使命」を書く欄には「きれいで便利なコインパーキングを街に提供」と書きました。
私自身、知らない街へクルマで行った時、コインパーキングを見つけるとホッとします。
また「きれいなコインパーキングは街の味方、汚いコインパーキングは街の敵」でもあります。
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街が活性化しないとコインパーキングも繁盛しません。
ということは「街の活性化」というのも、コインパーキング事業者の大いなる使命なのかもしれません。
実際、中堅都市で大々的に駐車場事業を運営しているある会社は、地元の商店街と提携し、さまざまなイベントや売上増進策を企画・実行しています。
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コインパーキングを一定のエリアに多数「出店」している会社は、街の活性化にまで足を踏み入れていくべきなのかもしれません。
そうするとコインパーキング運営が、より奥の深い事業に変身していくことになります。
うん、これは面白い。
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「あなたがなっているべき理想の経営者とは?」という欄には、堂々と「今の自分」と記入しました。
「商品・サービスの提供エリア」は「宝塚市内限定」と書き込みました。
狭域エリアでの高密度戦略(いわゆるドミナント戦略)です。
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「対象顧客」は「コインパーキングのユーザー、特にリピーター」だし、「他社との差別化」は「キレイで止めやすい」です。
「会社の基本方針」は「インカムゲイン、小さな本体、無借金経営」です。
「今後打たなければならない手」は「新しいコインパーキング用地を購入するため、お金を貯める!」ということになります。
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