きれいなコインパーキングは街の味方 その2

掃除は思った以上の時間がかかります。
掃除に費やす労力は惜しくないのですが、時間がいかにも惜しい気がしていました。
掃除をする時間があれば、もっと大事なことができるのではないかと思うわけです。

先日、コインパーキングの掃除に回ったとこに、予想以上に時間がかかり(思っていた倍の時間がかかりました)、「掃除をなめていてはいけない」と改めて認識し直しました。
掃除は地味な作業でもあります。
同じ仕事でも、ついついハデな方に目が向きがちです。

鍵山秀三郎先生と出逢ってから35年。
その間ずっと掃除をやり続けてきました。
同時に「こんなに掃除ばかりやっていていいのだろうか?」という疑問もいつも感じていました。
「掃除がシッカリできている会社でも儲かっていない所はあるが、長期にわたって儲かっている会社で掃除が疎(おろそ)かな所はない」という経営コンサルタントの言葉があります。
我が社は前者の典型だと思いながら読んでおりました。

掃除に対しては手を抜くことなく、30年以上過ごしてきました。
1日2時間は掃除に時間を費やしていると思います。
はたしてこれで良かったのかどうか…?

結果、小さな無借金の会社が残りました。
多少の資産もあります。
いいスタッフばかりの会社でもあります。

欲を言えばきりがないのですが。経営的には「成功」の部類に入っているのではないかと思います。
だからこれからも徹底的に掃除に打ち込んでもいいのではないだろうかと居直ることにしました。

今までは売買仲介や賃貸管理の会社だったのですが(今もそうですが)、コインパーキング事業がそれらを凌駕(りょうが)するようになってきました。
ならば今あるコインパーキングをキレイに維持することに、社長の私自身が力を入れていってもいいのではないかという気がしてきました。

「きれいなコインパーキングは街の味方だし、汚いコインパーキングは街の敵」であります。
きれいなコインパーキングを維持するためには「適正規模」というのがあるかもしれません。
今以上にコインパーキングを増やしていくべきなのかどうかを考え中です。
自分一人では判断がつかないので、伊勢神宮参拝の時に、神さまからのインスピレーションを頂けることを期待しています。