本の出版

本を書くには猛烈なエネルギーと相当の時間が必要です。
本を書いた後、エネルギーをすべて消耗してしまい、腑抜けのようになってしまうことがあります。
その点、普段から書き溜めていると、比較的楽に本にすることができます。

このブログでよく読書のことを書いてきました。
それが一定の量に達したので、本にすることにしました。
とは言え、本の編集をしている暇がありません。
今までの原稿をすべて出版社に送り(メールに添付してです)、編集作業は”一切合財”出版社にやってもらうことにしました。

そこで出来上がったのが『「多読」のススメ』(出口和生・幻冬舎MC・800円)です。
私にとっては、共著も入れると14冊目の本になります。
本が生み出されると、やはりわが子のようにかわいい気がします。
今まではほとんどが不動産関係の本なので、それから離れた「読書の本」が出せたことは、私にとっては大きな喜びです。

ブログなので同じようなことを何度も書いているところがあり、それらを削除するのがちょっと手間でした。
基本的には編集者の意見を優先し、私はほとんど口を出しませんでした。
あまり私の拘り(こだわり)を出すと、編集の人もやりにくいし、時間ばかりかかって大変です。

本を出すことは究極の自己実現だと思うのです。
世の中には立派な仕事をしている人たちも少なくありませんが、そういった人たちは自分の仕事や人生の本を出すべきだと思うのです。
成功のコツ(ノウハウ)を自分一人の中にしまっておくのではなく、それらを世の中や後世の青年たちに伝える使命があると思うのです。

週刊住宅新聞」に毎週600字のコラムを書いているのですが、ずっと続けており、もう20年間も書いているのだそうです(他人事のように言っていますが)。
先日、そのことを記事にするため「週刊住宅新聞」の記者の人からインタビューを受けました。

その少し前に、宝塚で新築される分譲マンションの、モデルルームへの来場者用のパンフレット掲載のためのインタビューを受けました。
このところ、ちょっとインタビューづいているのであります。