今後の経営方針

「休まないで歩き続ける」を私の座右の銘にしようと思っています。
「走る」のではなく「歩く」というのも重要なところ。
決して急がず、しかし休まず「やり続ける」ということでもあります。

「年輪経営」という言葉があります。
年輪を刻むように、急成長などすることなしに、一歩一歩たくましくなっていく経営です。
日本には百年以上続いている企業がゴロゴロあります。
そういった百年企業は上場企業よりもスゴイと私は尊敬しています。

日本のGDPや景気に貢献すべく、ここ数年は出来るだけお金を使うようにしてきました。
が、ここにきて「本当に価値のあるものしか買わない」と方針転換したいと思っています。
お金をためて新しいコインパーキング用地を買いたいと思っているからです。

「入るお金」よりも「出るお金」の方が少なければ赤字にはなりません。
「入るお金」は中々こちらの思うようにはなりにくいのですが、「出るお金」のコントロールは比較的簡単です。
損益分岐点をもう一段低くする工夫を行いたいと思うのです。
知恵を絞って固定費も下げたいですね。

「本当に価値のあるものしか買わない」と同時に「価値のあるものにしか時間を使わない」も実行していきたいと思っています。
営業はムダな時間をいっぱい費やして、その内の何分の一かが成果として出てくることが多いのですが、もうムダな営業をやめようと思っています。

不動産オーナー業のほうに回っていかないと、いつまでも時間ばかり食う仕事になりがちです。
不動産オーナー業は自己責任の言い訳のきかない世界ですが、本来の不動産業でもあります。
コインパーキングも不動産オーナー業の一種だし、当社とは相性のいい業種でもあります。

コインパーキングを一つ一つユックリと増やしていきたいと考えています。
土地借上げ方式だと、目論見がハズれ、赤字になるコインパーキングも出てきます。
そういったことがないように、無闇に増やそうとはせず、焦らずジックリとやっていこうと思うのです。