夢の実現は書くことから

「1日10冊読めば年3,000冊読めます。読んでみようと思うのです」と来年の年賀状に書いたのですが、それを書いて以降、本当に1日10冊ずつ読めるようになったのです。
書けば実現する確率がグンと高くなるというのは知っていたのですが、こんなに即効性があるとは思いもしませんでした。

書くというのは自分や周りへの「宣言」でもあります。
宣言したからには実行し、実現させたいというのは、人間が本来持っているゴク自然な「本能」のようなものかもしれません。
この能力を使わない手はないのです。

大法螺を吹き続けているうちに、いつの間にかまわりの人たちの感覚がマヒしてきて「あの人ならそうなるかもしれない」と錯覚してしまえばしめたもの。
まわりどころか自分自身まで、あたかも夢が実現したように思い込んでしまうと、潜在意識が勝手に「理想の自分」に仕立ててくれるのです。

自分が頑張ればできることや、努力だけでは達成できないことや、大きなことや小さなことなど、さまざまな目標や願いや夢があるのですが、すべて遠慮なく書いていこうと思うのです。
なにせ書くのはタダなのです。

最近は何かにつけて「金融資産○○○億円」と書いています。
その結果、何だか自分が本当に○○○億円を持っているような気がしてきました。
だから不思議なことに、ただそれだけで気持に余裕が出てくるのです。

自分で立ち上げたIT関連の会社を売って、75億円の金融資産とともにシンガポールに移住した人がいます。
金融資産○○○億円を(空想の世界で)持っている私としては、それを聞いた時「えっ、たった75億円で日本を捨てるの?」と思わずツッコミを入れてしまいました。

私も民主党政権の時は、政治のあまりのお粗末さに、日本を離れ、シンガポールに移住したくなりました。
が、伊勢神宮天皇陛下を放って自分だけ移るわけにはいかないことにすぐに気がつきました。
だから仮に金融資産○○○億円を達成しても、日本でド〜ンと暮らしているはずです。

金融資産○○○億円をゲットするのに、一番の近道は“やはり”不動産か株だと思いますが、やっぱり真面目な生活が基本だと思うのです。
年収の高い人でも生活が派手だと、資産があまりないケースが少なくありません。
資産どころか貯金すらなく、むしろ借入れに依存している人がいたりするのです。

年収1千万円を超える商社マンが、毎晩六本木で飲む生活をしていたら、3年間で800万の借金が出来たそうです。
この人は後にヘッドハンティングされ、借金はゼロになったらしいのですが、どこか変な話なのであります。