生きている間に「世界史の教科書に載る事件」に接することは稀なのですが、今までそんな事件をいくつも見過ごしてきたことを悔やんでいます。
あまりに会社経営に一生懸命になり過ぎて、世界で起こっていることに関心を持つ余裕がなかったからでもあります。
そういう意味でも今は余裕があります。
また株式投資をしているので、世界の動きに関心を持たざるを得ない事情もあるのです。
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ソ連邦の崩壊にも、もっと関心を持ってもよかったと思っています。
国が潰れるとはどういうことかを学ぶ絶好のチャンスでもあったからです。
近い将来、中国大陸や朝鮮半島でもそういった大事件が起こる可能性が極めて大だと感じています。
そういう時に右往左往せず、的確な判断をしていきたいと考えています。
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中国に深入りしないというのが、今の日本企業にとっての「経営の鉄則」だと思っています。
また生産拠点や販売を中国大陸に依存している場合は、静かに(しかし早急に)足を抜いていくべきだと思うのです。
中国べったりの企業は間違いなく(株的には)「売り」だと思います。
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上海株式市場が政府の懸命の支えによって、かろうじて株価を維持していますが、イビツに操作された株価は、やがて大崩れするはずです(多分今年中に)。
なにせ株価維持に公安(警察)まで投入するわけで、危なっかしくって投資できるわけがありません。
また株価が暴落しそうだと、各企業の判断で市場で売買できなくするようにする処置を取ることが許されているらしく、こうなると何のための株式市場か意味が分からなくなります。
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先日「ギリシャ問題」が起こり、ギリシャがEUから離脱するかどうかの瀬戸際まで追い詰められましたが、私は大変な興味を持ってこの事件を追いかけていました。
今はネットがあるので、ひと昔前と比べると情報の入手が100倍ぐらい簡単になりました。
またひと昔前と比べると、私の英語力も10倍くらいになっているので、これもまた情報入手には大きな力を発揮しています。
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株式投資にはデイトレーダーのようにチャートの動きだけで売買する人たちがいます。
私自身はその方法は苦手で、やはり『会社四季報』や経済誌で徹底的に企業や経済の勉強をしていきたいと考えています。
勉強がそのまま投資に繋がっていくわけで、これほどヤリ甲斐のある勉強も少ないのではないかと思います。
長谷川慶太郎さんは『四季報』をボロボロになるまで読みこなしてこそ、株式投資に勝利できると言います。
直感に頼る投機ではなく、ある意味、努力がそのまま成果につながる「分かりやすい」投資手法でもあります。