テスラは売上がトヨタの30分の1なのに、時価総額がトヨタを超えました。
これは私にとっては理解不能現象で、当面、株式投資には手を出さない方針に切り替えました。
今までも企業分析は全(まった)く行わずに、株価チャートの動きだけを見て売り買いする投資手法はありました。
が、それともまた違う、何か得体のしれないエネルギー体が株式市場を動かしているような感じがします(過剰流動性と言えばそれまでですが)。
私は株でも(配当中心の)インカムゲインを目指しており、一獲千金のキャピタルゲインは狙わなかったのですが、その投資手法は今の株式市場にはあまり馴染まないようです。
高配当だと思っていた銘柄が、業績の悪化によりアッサリ配当を減額したり停止したりするのです。
一方、名も知らぬ会社の株価が一気に5倍になったりもします。
株式投資から離れると、毎日の新聞記事に一喜一憂することがなくなり、気持ち的には楽になりました。
デイトレーダーや超短期投資家には気が休まる暇がないのではないかと同情すらしてしまいます。
株を大量に持っていると、潮目の変化は何となくわかりました。
特に引き潮の時は「保持」か「売却」かの判断が難しく「次の上げ潮まで持っておいてもいい」という気持ちと「ここは損切りして次の投資に備えるべきだ」という考えとで葛藤するのです。
いずれにせよ、株からはいったん手を引き、次の不動産投資に意識と資金を集中させようと思っています。