リーガロイヤルホテル大阪「シャンボール」

若い頃は量さえあれば満足していた食事ですが、最近は味にうるさくなってきたのです。
一流のレストランでの会食は、ごく最近になって可能になったといっても過言ではありません。
まずはゆったりとした気持ちで食事する余裕がありませんでした。

自分の会社を経営している人のほとんどは私と同じ経験をしていると思いますが、仕事のことばかりが気になってグルメなどしておられないのです。
また仕事自体が超忙しくて、食事は出来るだけ早くすませたい気持ちが強くあります。
時間的に余裕がないだけでなく、経済的にもムダな支出をしたくありません。

一流レストランで1人で食事をするわけにはいきません。
間(ま)が持たないのです。
海外へ行った時には特にそれを感じます。
昼間は一人気ままに行動した方が面白いことも多いのですが、夜の食事の時間がとても寂しいのです。

「会食」というからには一緒に食事をする人が必要なのです。
案外これは重要な点で「会食仲間」ともいうべき友人を見つけなければいけないのです。
仕事ばかりしている「仕事人間」には会食仲間がいないのが実情です。

話をしていて楽しいのは、仕事が出来て性格のいい人たち。
特に30代、40代、50代の働き盛りの人たちとの会話は面白いのです。
還暦を過ぎた私は、こういった自分よりも若い人たちに、違和感なく身銭を切ってご馳走することができます。
で、今回もそういった機会を持てました。

料理は超ゴージャス。
久しぶりに食べ過ぎで苦しかったのであります。