成功への一里塚

やらなければいけないけれど気が乗らない仕事というのがあります。
これをどう処理していくかということなのですが、まずは頭の中で小さく分けてしまうことです。
小さく分けてイメージ的にやりやすくするわけです。
しかる後に、これが一番大事なのですが「まずはやり始める!」。

不思議なことに始めてしまうと段々と調子に乗ってくるのです。
従って最初は、本当はほんのチョッピリだけのエネルギーでいいのです。
「勉強を始めるためのエネルギーは、障子を指で破るぐらいのもので十分」と昔、読んだことがあります。
全くその通りで、エネルギー的には全然大したことがないのです。

ちょっと前まで、早朝に目覚ましをかけて、まだ頭がボ〜としている間に机に座ることにしていました。
イヤだと思う前に勉強に取りかかると、何の抵抗もなく勉強が始められるのです。
気がついた時には予定の勉強を終えることができており、熱い朝風呂に入って頭と体をシャキッとさせ、ビートと散歩に出かけておりました。

習慣力は意志力を完全に凌駕するのです。
良い習慣をつけることは、良い友達を選ぶぐらい大切なのです。
悪い友達を持つと、勝手に悪い方向に向かってしまいます。
運気の悪い友人と接すると、こちらの運気まで悪くなってしまいます。
悪い習慣を身につけると、人生をムダにしてしまうのです。

今は火曜・水曜が定休日なのですが、休みだからと言ってダラけた生活は一切していないつもりです。
勤務日とは違うパターンで仕事や勉強をしているだけで、私は一生涯「毎日」働こうと思っています。
「稼ぐに追いつく貧乏なし」なのです。
勤勉こそ人生を成功に導く根本なのです。

しかもその「勤勉」を楽しんでしまおうとするわけですから、もう何も怖いものがないのです。
私は睡眠を削ってまで頑張ろうとは思っていません。
睡眠は単に疲れを取るだけではない、極めてスピリチュアルなものでもあるのです。
私の知っている偉人は、皆さん十分に睡眠をとっていることを知っています。

自分が出来ることは徹底的に頑張り、できないことは神さまに委ねようと思っています。
そして「できること」と「できないこと」を判断するのは「智恵」でもあります。
従って「勤勉」も「信仰」も「智恵」も、より一層日々磨いていくのが、成功への一里塚だと信じております。