ある株主総会

コインパーキングや駐車場運営の会社の株を買って株主総会に出席し、いろいろと勉強しようと思っています。
コインパーキングNO.1の会社の株主総会は東京であるのですが、ここ3年ほどずっと参加しています。
上場会社の「創業者型」社長の話を聞くのは、とてもためになるのです。

今回は駐車場とスキー場を運営している上場会社の株主総会に行ってきました。
コインパーキングNO.1の会社の総会は、始まる前からピリピリした雰囲気があるのですが、大阪で開かれたこの会社の総会は、何となくホンワカした雰囲気がありました。

スーツに身を固めたビジネスパーソンといった感じの人は少なく、どちらか言うと「下町のオッチャン」といった雰囲気の人が多かったように思います。
その分、来ている人の服装もダサいのです。

総会を開いた会社は社長を始め役員も若く、まだまだ「伸び代(のびしろ)」がありそうな感じでありました。
この会社のビジネスモデルは、ビルやマンションで空いている駐車場を安く借り受け、それをサブリースするというものです。
ほかにホテルなどの駐車場管理や運営をも行っているようです。

投下資本はほとんどいらないので、借入金が膨らむということがありません。
またコインパーキングは全く行っていないということにチョット驚いたのですが、そうすると他のコインパーキング運営会社と競合することもありません。
株を10分割した後ということもあり、株価は100円台で推移しています。
将来の値上がりという意味では、なかなか面白い銘柄かもしれません。

国内では4万台ほどの駐車場管理をしているのですが、タイや中国にも進出しているとのこと。
タイでは15物件管理しているそうですが、昨年初めて通期で黒字化となりました。
上海では不動産オーナー向けセミナーで、受託増を狙っています。
またソウルにも進出したとのこと。

この会社は駐車場の他にスキー場も運営しているのが面白いところ。
白馬エリアに4か所を持ち、これをブランディング化し、海外からの顧客の誘致を目指しています。
オーストラリアや東アジアや東南アジアやロシアからスキー客を呼び込むために営業をかけているようです。

体力がつけば世界中でスキー場を運営したいとのこと。
夢があっていいかもしれません。