予定のチェック

先の予定を何でもかんでも手帳に書き込んでいます。
社会人になってからの習慣で、これはかなり有効な方法だったと思います。
毎年B-5版の大きさの手帳を駆使してきたわけですが、今回から遂に5年手帳を使い出しました。

30代前半はバブル真っ盛りの時で、その時の手帳を見ると予定で真っ黒になっています。
あれだけ動き回っていて、バブル崩壊とともに会社を危機に陥らせたわけですから、一体何をしていたのかという気にもなります。
その点、今は予定がポツンポツンと入っている程度ですが、実際のところ全く予定が入っていない日のほうが充実した仕事ができています。

年齢を重ねるとともに、求められる仕事のやり方が完全に変わったと言ってもいいかもしれません。
「その存在だけで仕事になっている」とか「いるだけで組織がうまく回っている」といった状態が、究極の目指すべき方向なのかもしれません。

手帳に書いた予定を時たまじっくりとチェックしていくと、いろんなアイデアや注意点が浮かんできます。
それにより時間がかなり効率的になったり、重要なことを見落とさなくなったりします。
次の日の予定を、前の日に30分かけてチェックする住宅営業マンを知っていますが、やはりその人はトップクラスの成績を上げています。

火曜・水曜は家での勉強、木曜・金曜はドイツ語のウェブレッスン、土曜はデスクワーク、日曜は英語のウェブレッスンが入っているので、友人たちとの会食は月曜に限られます。
「この人とジックリお話ししたいなあ」と思う人には会食のアポイントを積極的に取っていくので、今は今年の9月の予定まですべて詰まってしまっています。

大勢でのパーティや宴会も悪くはないのですが、ピンポイントでお話ししたい人と話すには、ごく少人数の会食のほうがずっといいわけです。
語学のグループレッスンと個人レッスンの違いぐらいの「効果の差」があるように思います。
自分より若い人たちとの会食が多いので、私がご馳走するケースがほとんどなのですが、費用対効果から考えると「安い!」と感じております。