今回の香港旅行で気づいたことをいくつか述べます。
まずは本を読むスピードが一段と早くなっているということ。
2泊3日の旅行で15冊の本をカバンに入れて行ったのですが、帰国するまでにすべて読み終えました。
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香港で買った英語の本も1冊読んだので、最初から持って行った本では、完全に足らなかったわけです。
ある意味、うれしい悲鳴でもあります。
次からは油断せずに、必ず多いめに持って行こうと思いました。
「本を読むために旅に出る」にますます磨きがかかってきたのはうれしい限りです。
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香港は英語が通じるところなのに、案外英語の本が十分に売られていないことを知りました。
書店へ行っても中国語の本が主体なのです。
だいたいが書店が少ないという印象があります。
日本ならば、大規模のショッピングモールには必ずといっていいほど大型書店が入っています。
あれだけブティックや貴金属店が並んでいるのに、書店を見つけるのは極めて困難。
金儲けに忙しくて、本を読んでいる暇がないのかもしれません。
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ペニンシュラホテルに予約したら、空港からホテルまで、ロールスロイスでの送り迎えがついていました。
生まれて初めてロールスロイスに乗ったのですが、まずはクルマが大きいという印象。
乗り心地は当然いいのですが、帰りに関西空港から自宅まで乗ったトヨタ・アルファードのタクシーの方がいいように感じたのも事実です。
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香港でホテルやレストランを利用しようとすると、何にもしゃべってないのに、なぜか私が日本人だということが相手に分かってしまいます。
そして接遇がよくなるのです。
世界のホテル従業員へのアンケートで、日本人が一番好かれる宿泊客という結果がよく出るのですが、そういったことが接遇の良さに影響しているのかもしれません。
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香港や上海の高級中華レストランで食事をすると、日本よりも値段が高く、そして日本よりも味が落ちるように思います。
以前パリでミシュラン3つ星のフランス料理店で食事をしたことがあるのですが、これも日本の方が上だという印象を持って帰りました。
日本の全体的な料理のレベルは間違いなく世界一だと思います。